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2013年11月10日日曜日

Ubuntu13.10日本語RemixのiBusが酷い.

日本語Remixがリリースされたのでインストールしてみた.

インストール直後にデスクトップ環境をFluxboxに変更してしまい,Unityを見る機会がほとんどないため,いつも変更点に気づかずなんとなく使っているが今回はいきなり出鼻を挫かれた.

というのも今回からiBusの仕様がかなり変更になったからだ.



私は三年近く前からUbuntuを使っているが,当初はppaリポジトリを追加してMozcをインストールする仕様だったが,その後デフォルトでMozcがサポートされるようになり,その後もマイナーチェンジを繰り返しながらUbuntuにおける日本語入力環境(iBus)は進化し続けた.

しかし,今回のアップデートで今までの進化をすべて無駄にしてくれるほどの退化を見せた.色々と変わりすぎていて私の文章力ではうまく表現できないぐらい・・・.どうにか前の仕様に戻せなかいとググってみると皮肉にも私と同じようなエントリーを書いている人を発見した.


本の虫: iBus 1.5がクソすぎる


全くもってこの方の言う通りである.というか,私が気づいていなかった改悪点にもこの方は気づいていて,余計にiBusに腹が立つという事態まで発生した.

なんと言ってもキーボードレイアウトについてが許せない.私は英語キーボードを使っているため,わざわざスタートアップにキーボードを英語使用に変更するコマンドを追加してまでハードを反映させているのに,時間が経つとなぜか日本語仕様に戻る.(何がトリガーなのか分からないが,とにかくしばらくすると変わっている)

おかげでこの記事の作成中にも何度も意図しない記号が入力された.そのたびにデリートして英語配置に戻して・・・.やってられるか!



さらに日本語/半角英数の切り替えも時々できなくなる.何を押しても半角固定や日本語固定にされてしまうためiBusを再起動するしかない.再起動すれば当然キーボードレイアウトが日本語になるため,また英語配置に戻す作業を行う.もう一度言う.やってられるか!!!



GNOMEからUnityに変わった時にデフォルトのデスクトップ環境を脱ぎ捨てたように,iBusを脱ぎ捨てるときが来たのかもしれない.

もう少しiBusの設定をいじってうまく行かなければ潔く乗り換え先を探そう.


【追記】
設定を弄ったらとりあえず諸所の問題は解決した.

iBus1.5でどうなった? : がらくた雑記blog
今日もiBus1.5の話 : がらくた雑記blog
またまたiBus1.5話 : がらくた雑記blog

上の記事を読み大体の事情を把握することができた.

要は,今まではiBus上でMozcをON/OFFすることで日本語と半角英数とを切り替えていたが,
直接入力用のIMEと日本語変換用のIMEができたため,使用感がガラッと変わったということらしい.


まあ正直な話,そんな細かい事情はどうでもよく,私としては今まで通りに使えればよいのだ.

今までどおりの設定ならばキーボードは英語配置で日本語入力時にはMozcを使用.切り替えにはAlt + graveを使用.

なので以下のように設定した.


その結果今までどおりの使用感を取り戻すことができた.

配置が勝手に切り替わる!という問題はインプットメソッドにJapaneseとEnglish(US)が共に加えられていたことによる問題と思われるし,切り替えが起きなくなっていたのはMozcのみがインプットメソッドとして有効になっていたからの模様.何にしてもストレスフリーで入力できるようになれば全く問題はない.




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